あむあずトレパク公式絵寄せ問題から二次創作を考える 2日目
今回は前記事を補足していきたいと思います。
トレパク絵寄せ問題の時系列とTwitter上での反応が大変わかりやすくまとめられていますので、下記リンクもぜひ参考ください。
あむあずアンソロ・同人誌トレパク疑惑時系列まとめhttps://togetter.com/li/1265121
【泥沼炎上】あむあず同人誌トレパク疑惑から多くの論点が噴出~原作未読・人格否定・界隈括り・自浄作用【無知の罪】https://togetter.com/li/1265720
この記事の冒頭に記載があるように、私自身がこの文面をpixivで公開したことにより違反通告を受けアカウントが停止したことについてはpixivの規約を守っていなかったからです。その点についてはお詫び申し上げます。規約を遵守していなかったことを深く反省するとともに以後同様のことがないよう努力します。
まずブログ開設と記事の意図ですが、
私はあむあず(ふるあず・バボあず)というカップリング、およびカップリングやキャラクター(安室透、榎本梓)を愛する方を糾弾するつもりは一切ありません。
ただ本件がそのカップリングの界隈で起きた問題であることは確かです。
事の発端であるP氏のトレパク疑惑(検証もされている)が当該カップリングであったことからカップリング名を記載することとしました。そのことに関して悪意はありません。
そして誠に残念ながら今回の騒動が同界隈内で沈静化することが叶わず、同ジャンル他カップリングの方にも問題意識を提起した側面があると考えたため、カップリング名の記載をいたしました。
そのことで不快に思われた方もいらっしゃると思います。
そして同人活動は隠れてやるべきだ、というご指摘自体は正しいと思います。法律的にトレパクであろうとなかろうと同人活動は黒判定です。
そのあたりの詳しいことはネット上にそれこそ散見されますのでご参照ください。
だから同人活動は隠れてやるべきであるという主張は正論です。そこについては否定できるものは何一つありません。
ですが、当方が当記事において問題視していることの一つは
トレースをした(あるいはしたかもしれない)・原作に絵柄を寄せた同人誌を頒布する
ということに対する
危機意識があまりにも薄い方が(Twitterを見ていても)同界隈内に不特定多数いるということの恐ろしさです。
この度の件があむあずというカップリング内だけに留まらずジャンル全体、ひいては同社刊行の作品において二次創作をしている方を巻き込んでしまう危険をはらむことについての理解が薄いことを問題視してこの記事を作成するに至りました。
決してあむあずという界隈そのものやあむあずを好きな方を叩くといった意図はございません。
Twitterで愚痴垢と呼ばれるアカウントなどを見ているとあむず界隈の方全体を口汚く罵る方がいることも事実です。
ですが、当記事についてはジャンル全体として大きな問題であることを理解していただくことを目的としています。
(事実、口汚く罵る言葉などは記事の中にはなかったと思います)
騒動勃発時にすぐさま同界隈内部でその危険性を含めて正しい指摘がされ、考え得る危険について正しい知識が広まっていればこれほど騒ぎにはならなかったのではないかと思います。それが非常に残念です。
今回のトレパク疑惑の一件について「いけないことだ」と声を上げた同ジャンル他カプの方をはじめ、その意見を受け入れ、問題についての危険性を理解し、同界隈の状況を憂いたあむあず好きさんも多く見受けられました。
しかしながらそういった、公式と仲間を思ってあえて行動を起こした方達に
まるで過激な愚痴垢のような攻撃性をもって批判を浴びせた方があむあず界隈内で見られたこと、
そんな批判の集中砲火に晒されあむあずから離れたり筆を折った方がいること、
あむあず好きの方のためのマナーbotが開設されたものの一日も経たずにアカウントが閉じられることになった、
などの新たな問題が起こったのもまた事実です。
上記のことはとても残念で悲しいことだと思います。
そういったことをしているのはごく一部だと思いたいですが、混迷する状況について自分なりに考え、問題提起として発信したのが当記事です。
なんの影響力もないかもしれません。
それでも声を上げることで意識が変わるかもしれないと私は考えます。
これが余計な行動であるとは思えません。
同人活動は隠れてやるべきである(から黙っていろ)という意見には賛同いたしかねます。
どうして今回のことが危険をはらむのかについては記事の中で言及しております。
トレパクが疑惑に過ぎない、
もしくはトレパクではないかもしれない、
など様々な検証結果もあります。
確かにトレパクであるかないかということは権利保持者側が判断がすることではあります。二次創作者含めて外野が判断できるものではありません。ですが、権利保持者側にそう見える可能性があるものを見過ごすことはリスクを高めます。隠れてやるべき同人活動をさらに危険にさらすこととなります。
今回のことはきっかけに過ぎないのかもしれません。
隠れてやるべき二次創作においてある程度お目こぼしをいただいている身であることを踏まえ、いつでも訴えられる可能性があること、例えばトレスをしていたり、原作の絵に寄せる意図はなくとも似せた絵を描くことを含めた錯誤を招く全般のことを踏まえ最低限のルールを身につけないで二次創作にかかわるのはあまりに危険であると考えます。
そういったことを考える契機に当記事がなることを望みます。