あむあず界隈とウイルス騒動の残念な話

 ついに世界中で猛威をふるっている問題のウイルスまでネタ扱いか・・・と頭痛を覚えました。
 あむあず界隈で二次創作をやっている、某プロnさんのお話です。
 実はウイルス騒動を茶化すようなツイートだけなら先日同性愛を罪と断じていたmさんと界隈でマシュマロ芸人のような立場のmさんのものを既に確認済みだったのですが、今回のnさんに関してははっきり二次創作漫画にしてしまったのをこちらも確認出来ましたので簡単にまとめて記事にしています。
 内容は、ウイルス騒動の外出自粛で閑古鳥が鳴くポアロの店内で、暇だからといちゃつく安室と梓・・・というもの。マイルドに表現してこんな感じでした。申し訳ないんですけど、これだと別にウイルスのくだりがなくても余裕で成立する話ですよね。この前提がなければスルーしたのに・・・・・・。
 以前台風で停電が起きた件を性行為に絡めて茶化していたnさん(別の方です)の時も思いましたが、死傷者が出るような災害や事件をネタへ昇華するやり方が、毎度毎度直截的にすぎてあまりに品がありません。工夫次第でもっと良い印象の作品に出来るはずなのにです。ああもったいない。
 無症状の方もたくさんいるはずのこのウイルス騒動ですが、残念ながら亡くなられた方、クルーズ船で不安な中予期せぬ缶詰状態を乗り切った方、現在入院治療を受けておられる方、患者さんの手当にあたっている医療従事者の方、諸問題の解決に尽力されている官公庁職員の方、幼いお子さんや高齢者を抱えた共働きのお母さん方などなど、世界中の一人一人が先の見えない不安と戦い、いつ感染するかわからないウイルスから懸命に身を守ろうと努力しているのに、こんな大変な出来事をしょうもない二次創作のネタ扱いとはさすがに不謹慎ではないんでしょうか。
 今回のnさんの場合、仮にもプロの方なわけですから、一次創作で手洗いうがいを推奨するとかウイルスに負けないよう免疫を高めようと啓蒙する内容であれば良かったのにと、本当に残念です。
 ましてポアロのような飲食店や小売店では閑古鳥ですまされず、既に閉店、廃業に追い込まれたところがあるとニュースでも取り上げられていましたし、今まさにその瀬戸際というところも数え切れないほどあるはずです。
 このタイミングでウイルスをネタにした創作を発信するのであれば、危機を乗り切る対策を模索している方々、今まさに感染症と戦っている皆さんのことを思いやった作品作りをお願いしたいと思います。